新年のご挨拶

皆様、あけましておめでとうございます。

今年も、静岡大学馬術部を、何卒よろしくお願い申し上げます。

△ワンダータイガー君


昨年は馬の魅力を多くの皆様に知っていただきたく、

そのために奮闘した一年でありました。


馬術というものは、残念ながら日本ではマイナーな競技です。

ルールどころか、競技そのものを知らない方も多くいらっしゃると思います。


私にとっても、馬術というものはよくわからず、

競馬のような何かであるとしか認識をしておりませんでした。


そのため広報担当になったとき、

私はいったい何を伝えればよいのかと迷った覚えもあります。


しかし今現在、私の使命は、多くの皆様に、

馬術だけではなく、馬の魅力を伝えることだと確信をいたしました。


馬術を知らずとも、小さなお子様は「お馬ぱかぱか」を知っています。

馬術を知らずとも、皆様は馬が「ひひーん」と鳴くことを知っています。


馬という存在は不思議で、犬や猫と違って飼っている人は少ないものの、

私たちの世界に溶け込んでいる存在でありました。


その存在をより身近で、より親しみやすい存在にしたい。


それが広報担当者、静岡大学馬術部の考え方であります。


もちろん、”馬術部”ですので、馬術の情報発信もいたします。

馬術の魅力の発信にも努めます。


しかし、何よりも皆様に、

馬という動物のすばらしさを知っていただきたいのです。


ただいま、これを記しております広報担当者はイギリスへと留学をしております。

そして私がこちらに来て驚いたことは、馬がとても身近な存在であることです。


ロンドンの都市警察は、馬に乗って市内を巡回します。

宮殿の近衛兵は、馬に乗って周囲を警戒します。


ここまで大きな都会であり、多くの観光客が来るような場所で、

馬は人と生活をしているのです。


また、こちらの学校で、「馬に乗っていた」と伝えたとき、

私も、僕もと、それを発端として多くの人と話すこともできました。


ハンガリー出身の学生は、馬は身近でともに歩む存在であると。

スウェーデン出身の学生は、

障害馬術世界トップがスウェーデン出身であることが誇りで、

自分自身も馬を飼っていると。


もちろん、環境も地形も何もかも、日本と世界は違います。


しかし、多くの人が馬と触れ合うことに生きがいを見出し、

馬の魅力に惹かれていることは、ここでは事実なのです。


その魅力を存分に引き出し、馬ってかわいいな、乗ってみたいな、

と、少しでも思ってもらえるように、尽力をいたします。


改めまして、いつも静岡大学馬術部を支えていただき、

誠にありがとうございます。


皆様のおかげで、私たちは馬と時間を過ごすことができております。


本年は、地域の皆様とともに歩む馬術部ができるよう頑張りますので、

何卒よろしくお願いいたします。


静岡大学馬術部 広報 川口

静岡大学馬術部

静大馬術部の活動を日々報告していきます。

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